わーい、花がさいた! と思ったのも束の間、週末色々調べて、じゃがいもは土の量がすっごく大事だったと今更知ってしまった。急いで追土。汗;間に合うのかしら?
簡単にまとめるとこういうこと。
ジャガイモはどうやって作られる?
じゃがいもって、茎の地中に埋まった部分から、細いストロンと呼ばれる茎が伸びていき、その先端に養分が蓄えられたもの(塊茎)なの。ストロンは日光に当たらないから白くて根みたいなんだけど、あれも茎。つまりストロンが出ないと、永久に芋ができない。
どうしたらストロンがでるの?
ストロンは地下茎から出てくるから、茎の地中部分を増やさなきゃいけない。そこで茎が地上15cm位になったら5cm位追土、また15cm位になったら5cm追土して、って感じでプランター上限から2,3cm下まで水受けを残してどんどん土で埋めてやる。(その際、葉が土で埋まってしまってもOK。その部分は土中で枯れるだけ。)
花が咲くと、ストロンの先に養分を蓄えだす、つまりじゃがいもを作り始めるから、それまではストロンに意識集中すべしってことなの。
いもを大きくするには?
さて、ストロンが出た数だけ、その先端に芋ができるんだけど、じゃがいもは花が咲いたら芋に栄養を蓄えだすから、花が咲いたタイミングで、芋を大きくすることに意識する。つまり、なるべく芋に栄養が届くようにする。
栄養って何かというと、①葉の光合成、②肥料だよね。どっちも大事。その栄養を、葉茎の成長に取られないようにする。摘茎て、そういう意味がある。葉茎を最低限にして、できるだけストロンに回す配慮ってわけ。あと、花が咲いたらそこからは水と肥料をたっぷりやる。
少しでも大きい芋がいいよね。だって直径センチの芋で腹が満たせるかーいっ!
大きい芋か、小さい芋たくさんか、どっちする?
摘茎の目的はもう一つある。巷では2本立てか4本立てのどっちかが多い。
大きい芋が欲しいなら、2本立て
茎が2本しかないから、そこから出るストロンも少ない。つまり1つの芋に回せる栄養が増える、だから芋が大きくなる。
小さくてもたくさん収穫したいなら、4本立て
逆に、茎が4本あれば、その分ストロンも増える。だから、たくさん芋ができる。でも、一つの芋に回せる栄養が少なくなるから、小さな芋になる。
参考)我が家で使ってる追土と肥料
追土は、この春作ったコンポストでできた堆肥土。超簡単・楽・便利でおすすめ。園芸やると結構土が痩せてって、補充にお金かかるなんて知らなかった。コンポストのおかげで生ゴミが堆肥に変身。財布にやさしく、ゴミ出し手間も激減、環境にもいい。ミニ・キエーロっていうやつ。こんな感じ。
肥料の方は、ハイポネックス使ってる。2Lのペットボトルに水と4mlのハイポを入れてる。薄い青色が薬っぽいけど; 800mlあるから200本分あってお得。
見えないから面白い、じゃがいもの世界
じゃがいもの世界って奥深いし、面白い。地中で何が起きてるか、いちいち掘り返してみることができない。そこが想像を掻き立てて、ソソるよね。追土しながら、今地下ではこんなことになっとるんちゃうだろうか、とか想像しながら、次の手を考えていくと、収穫の楽しみも倍増するさ。